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熱プロジェクションマッピング

非接触に触覚提示する技術をプロジェクションマッピングに組み合わせた、新たな拡張現実感 (AR) 環境を提案しました。具体的には、赤外線を照射することでユーザ身体の任意の部位に温覚を生じさせる熱プロジェクタを構築し、これと通常の可視プロジェクタを組み合わせるシステムを試作しました。これにより、身体上に投影された可視映像コンテンツに温もりを持たせることが可能となりました。試作した熱プロジェクタは、その空間解像度・時間解像度が可視プロジェクタと比べて低いため、これらの不一致が、提示するコンテンツの存在感にどのような影響を与えるのかを被験者実験により調査し、投影コンテンツの存在感を向上させる条件 (設計指針) を明らかにしました。そのうえで、これら設計指針の妥当性を確認するため、試作したアプリケーションシステムを用いてユーザ評価を行いました。その結果、本研究で提案する可視・熱プロジェクションマッピングは、本研究で明らかにした設計指針に基づいてコンテンツを作成すると、一般的なプロジェクションマッピングに比べて、有意に投影コンテンツの存在感を向上させることができることを示しました。

Publications

  • Daisuke Iwai, Mei Aoki, and Kosuke Sato, "Non-Contact Thermo-Visual Augmentation by IR-RGB Projection," IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, Vol. 25, No. 4, pp. 1707-1716, 2019. [pdf]