HOME >> Japanese >> 合成開口撮投影による影除去

合成開口撮投影による影除去

分散配置された複数台のプロジェクタからの映像を投影対象に重畳させる環境を構築して、遮蔽によってプロジェクション映像に生じる影を除去する。これまでの研究では、影を検出するために投影対象を撮影するカメラは遮蔽されないことが仮定されており、実応用には適さなかった。本研究ではこの制約を緩和するため、複数台のカメラを分散配置し、合成開口撮影法を用いて遮蔽物を仮想的に透視して投影対象を観測する技法を提案する。観測された情報を利用して、背景差分処理により遮蔽物のシルエットを各撮影画像で抽出し、視体積交差法を用いて遮蔽物の形状を計測する。これによって、投影対象上に影を生じさせないよう各プロジェクタから投影する画像を計算する。さらにこのとき、次時刻での遮蔽物の移動を考慮して、移動が生じても影が生じにくいよう投影画像を最適化する技法を考案した。

処理の流れ
システム
影除去処理を適用していない時の挙動
影除去処理結果

Publications

  • Daisuke Iwai, Momoyo Nagase, and Kosuke Sato, "Shadow Removal of Projected Imagery by Occluder Shape Measurement in a Multiple Overlapping Projection System," Virtual Reality, Vol. 18, No. 4, pp. 245-254, 2014.