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プロジェクションされたAR情報の最適レイアウト

従来、実物体に対応づけられたアノテーションをユーザに提示する手法として複合現実感技術の一方式であるビデオシースルー方式を利用する研究が盛んに行われてきたが、特殊なデバイスの装着または把持が必要である点などから、例えば博物館の展示品など、一般の方々に見られることを目的とした対象に付与されたアノテーションを提示する場合にはあまり望ましくない。そこで、本研究では実物体の表面に直接仮想情報を重畳させるプロジェクション方式を採用する。投影型複合現実感においてアノテーションの提示を行う際には、アノテーションのレイアウトを行う際に留意すべき点に加え、投影型アプローチ特有の問題を考慮しなければならず、特に投影面の状態により投影像の可読性が大きく低下するという問題が大きい。本研究では、対象の三次元形状・表面テクスチャの反射率といった情報をもとに、プロジェクタ投影特有の問題を考慮した、投影面の状態に適応的なアノテーション情報のレイアウトを求めるシステムを提案する。

処理の流れ
投影文字の可読性を考慮しないレイアウト結果(右:拡大図)
提案法:投影文字の可読性を考慮したレイアウト結果(右:拡大図)

Publications

  • Daisuke Iwai, Tatsunori Yabiki, and Kosuke Sato, "View Management of Projected Labels on Non-Planar and Textured Surfaces," IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, vol. 19, no. 8, pp. 1415-1424, 2013.
  • Tatsunori Yabiki, Daisuke Iwai, and Kosuke Sato, "Adaptive Annotation Layout in Projection-Based Mixed Reality by Considering Its Readability," In Proceedings of International Conference on Artificial Reality and Telexistence (ICAT), p.144, 2011.
  • 矢引達教,岩井大輔,佐藤宏介, "投影型複合現実感における投影文字の可読性を考慮した重畳アノテーションの適応レイアウト," 電子情報通信学会技術研究報告, Vol. 110, No. 381, pp. 13-16, 2011. (第33回複合現実感研究会)
  • 矢引達教, 岩井大輔, 佐藤宏介, "投影型複合現実感における対象形状・反射率を考慮した重畳アノテーションの適応レイアウト", 第15回日本バーチャルリアリティ学会大会, pp. 246-249, 2010.
  • 矢引達教, 岩井大輔, 佐藤宏介, "投影型複合現実感における重畳アノテーションの最適レイアウト," 第54回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集(SCI'10), pp. 675-676, 2010.