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スマートフォン・タブレット画面重畳による近接データ転送インタフェース

ユーザ同士がフェイス・トゥ・フェイスでモバイル端末間でデータを授受する際に、それら端末間の空間の継ぎ目をなくすことに主眼を置き、それぞれのデスクトップ画面の一部を相互にグラフィカルに重畳し、その重畳領域においてデータの授受を行うシステムCrossOverlayDesktopを提案する。デスクトップの仮想的な重畳に対するメンタルモデル構築を容易にするため、本研究では重畳領域を端末同士の位置姿勢関係から求める。ユーザがデータを授受したい際には双方の端末を近づけることで重畳領域が生成され、端末同士を近づけたり向きを変えたりすると重畳領域が広がったり傾いたりするようなユーザの動きに合わせて重畳領域が動く直接操作インタフェースを実現する。従来のモバイル端末間のデータ授受インタフェースでは、身近なジェスチャを用いることで親しみやすい操作インタフェースを構築し、それによって双方のデスクトップ空間を繋いできた。これに対して本研究では、デスクトップ空間同士が融合し、一つのデスクトップ空間を形成することで、ユーザの学習コスト・認知的負荷のより大きな軽減が可能となる。

Publications

  • Daisuke Iwai and Kosuke Sato, "CrossOverlayDesktop: Dynamic Overlay of Desktop Graphics between Co-located Computers for Multi- User Interaction", IEICE Transactions on Information and Systems, Vol.E92-D, No.12, pp.2445-2453, 2009.
  • 岩井大輔, 佐藤宏介, "CrossOverlayDesktop:ユーザ交流のためのモバイル端末デスクトップの動的画面重畳 ", ヒューマンインタフェースシンポジウム2006論文集, pp.1161-1164, 2006. [movie(15MB)]